家庭菜園の土作りの基本とは?腐葉土だけで大丈夫?

家庭菜園でおいしい野菜を作るためには、
土作りは、とっても大事です。

フカフカで栄養が、いっぱいの土であれば
どんな野菜でもすくすくと育ちます。

そうはいっても、難しいのが土作りです。
プロの農家の人でも苦労すると言われています。

プロではない私が行う家庭菜園では、
何年もかかって良い土にすることはできません。

それでも、できるだけ簡単な方法で、
効果の上がる土作りをしたいものです。

  • 基本的な土の作り方とは?
  • 作物によって土は違うもの?

野菜を育てるよい土の条件とは?

植物が育つには、水と空気と太陽が必要ですね。

水はけも良く、空気もたっぷりあって
そして根がしっかりどんどん
伸びていけるような土だったら、良い土です。

★良い土の条件★

  • 根がしっかり張れる
  • 通気性と排水性が優れている
  • 保水性・保肥性がある
  • ゴミや石などがない
  • 病気がない清潔な土であること
  • 微生物が多くある
  • 適正な酸度

土をフカフカにするには?

よくミミズがいる畑は、良い土だと言われています。

ミミズが食べた土は、排泄することで、
微生物の多く含んだ土にしてくれます。

ミミズが、土を耕してくれるわけです。

栄養もあって、通気性もあり
微生物がある土が作られるわけです。

最初からミミズがたくさんいるような
土だったらいいですが、
そうではない場合はどうしたらいいでしょう?

まず最初に、石ころや異物を除き
腐葉土を混ぜることで、
微生物が育ちやすい土にすることができます。

腐葉土の役割って何?

腐葉土には、水分も含まれていて
土に混ぜることで、保水性や保肥性も高まってきます。

土のなかに、微生物が多くなると、
土の排水性が良くなり
通気性も良くなります。

ただ、腐葉土には、肥料の様な成分は
ありません。

土壌の性質によって、作物も変わるの?

野菜を育てるには、
野菜の性質に合わせた土作りが必要となります。

その土の性質を知って、育てる作物を
考えなければなりません。

土壌の酸度計を使って、実際の土地の酸性度を
確認することが重要です。

土壌のPHによって、作物も当然変わってくるわけです。
作物によって異なる土壌の例を見てましょう。

野菜の基本の土作りとは?

赤玉土や黒土や腐葉土やバーミキュライトなどを
配合して、肥料を混ぜて作ります。

赤玉土は、保水性・通気性・保肥性に優れています。
黒土は通気性と排水性劣るので、腐葉土と混ぜて使います。

その他、改良用の土やバーミキュライトなども
混ぜて使います。

例えば、ミニトマトの栽培には、
酸性の強い土で育てると生育が悪くなります。

そのため、あらかじめ苦土石灰を混ぜて、
トマトの生育に適したPHの値になるように
調節します。

作物によって土の配合など調整するのも
なかなか難しそうですね。

もっと簡単に土作りから野菜づくりをしたいものです。

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