家庭菜園を始めると、苗が大きく育つのを見るのは
ほんと楽しいです。
順調に大きく育てばいいですが、
厄介なのが、虫による被害です。
虫そのものというよりも
育てている植物が病気になって
成長が遅くなったり、
実がならなくなるのが心配です。
虫がなるべくつかないようにする方法とは
どんなものでしょう。
また、虫がついてしまったときに
上手な駆除の仕方というのは、
どんなものなのでしょうか。
- なるべく虫がつかない方法
- 上手な虫の駆除方法とは
家庭菜園の虫をよせつけないための5つのポイントとは?
虫が増えるとあっという間に葉が食べられてしまいます。
虫を寄せ付けないようにするための
5つの重要なポイントをチェックしましょう。
1.清潔な土を使う
2.苗や種も病気に強いものを使う
3.清潔な道具を使う
4.水はけがよく空気の通りをよくしておく
5.寒冷紗などを使う
虫を寄せ付けないためには下準備が重要?!
まずは、清潔な土を使うことです。
同じ土を使うと連作障害が起きるのも、
一度使った土だと
土自体が弱るだけでなく
害虫などの卵などがいることがあります。
再生利用する土の場合には
特に注意が必要です。
次に重要なのが、苗や種選びです。
害虫や病気にできるだけ強い品種を
選ぶことです。
又、道具もいつまでも土がついたまま
放置しておくのではなく
使ったら、毎回きれいに洗って
乾かしておきます。
万が一、土に虫の卵などがついていても
洗い流してしまうことで、増えることを防ぐことができます。
土も適度な肥料を上げて
あげ過ぎたり、少なすぎることがないようにします。
さらに、苗を植え付けるときには、
水はけがよく、日当たりがよく
風通しの良い場所を選びます。
事前に行うことだけでも
余計の虫を寄せ付けることはありません。
ただ、それでも
外部から虫はやってきますから、
寒冷紗など覆いをすることで
虫の侵入を防ぐことができます。
また、光の反射によって
アブラムシやコナジラミ予防のグッズもあります。
トマトの苗などにこれを使ってみました。
ある程度の効果はあるかと思います。
た、虫の好きな黄色のシートを
刺しておくだけで、虫が取れるというものもあります。
虫が発生してしまったらどうする?農薬を使う?
慌てず被害を食い止めるようにします。
市販の殺虫剤を使うべきでしょうか?
自分で作る野菜なので、安全で
安心して食べるものをつくりたい思って
始めた家庭菜園ですから、薬の散布は
なるべくやりたくないものです。
では、虫がいても、多少なら仕方ないと
あきらめても、被害が広がるのも嫌なものです。
できれば、虫の駆除だけに効果があるものが
いいですよね。
農作物や人などに害を及ぼさないものを
材料として使っている農薬もあります。
農薬の種類も色々?!
農薬でも、「特定農薬」と言われ
農作物、人畜、水産動植物に害を及ぼすことが
ないことが明らかなものが原材料のものがあります。
たとえば、お酢や重曹でできた散布剤などです。
ただし、使用量などは守らないと
逆に有害になることもありますから、注意が必要です。
作物によって、異なった害虫や病気があります。
どれくらいの数の害虫がいるのでしょう。
例えば、トマトでは、72種類、
キャベツなどのアブラナ科野菜には、126種類
キュウリなどのウリ科野菜は、101種類の
害虫がいると言われています。
それぞれの害虫の特徴を見極めて
駆除するのは、
大変なことですね。
そんなときに、
安全安心な作物づくりにかかせないのは
農薬や害虫などのことに詳しい人です。
田舎で畑をやっているおじいちゃんやおばあちゃんが
身近にいてくれたらいいですよね。
畑仕事している田舎のおじいちゃんとおばあちゃんがそばにいる?
そんなワガママを叶えたのが
シェア畑です。
ただ市民農園のように、畑を貸すだけでなく
アドバイザーが常駐して管理も行ってくれます。
虫の対策なども予防から
一緒に考えてもらえます。
さらに、必要なものが全部揃っているので
手ぶらで、好きなときに行って畑仕事を
楽しむことができます。